塗料を選ぶ上で考慮したい点の1つに環境対応性があります。
環境適応性とは、環境対策のことです。
溶剤タイプと水性タイプの塗料の違いですが『溶剤タイプ』の塗料は油性のためシンナーで薄めて使います。
耐久性が高くても、においがキツかったり身体に有害な塗料では困りますよね。
『水性タイプ』は水で薄めて使えるため、身体に有害ではありません。
ですから最近は環境対策で水で薄める『水性タイプ』が多くなりました。
水性といっても耐久力は溶剤タイプとさほど変わりありませんが、溶剤タイプよりは多少耐久性が下回りまわります。
そこで最近増えてきたのは『弱溶剤タイプ(NAD型塗料)』です。
これは、溶剤タイプの耐久性と水性タイプの環境性を併せたものになります。
(弱溶剤タイプといってもいっても溶剤タイプには変わりありません)
環境適応性で塗料を選ぶ際はこの3つの中から合ったものを選ぶと良いかと思います。
あとは、汚染性です。
汚染性とは汚れの付きにくさのことをいいます。
塗料は合成樹脂で出来ているので、静電気が発生し、、塗膜自体がホコリを付着させる性質を持っています。
また、雨・風の影響で油分を含んだ塵や埃が外壁に接着することもあります。
塗膜の合成樹脂は油性ですので、油性同士、油が合体してしまい汚れとして付着します。
油は水を弾きますので、雨水によって汚れが洗い流されることもありません。
こういった汚れを付きにくくする塗料が『親水性』と呼ばれるものになります。
親水性の塗料の塗料を使用すると、水と油が混ざり合わないのと同じ理由で、塗膜と汚れがお互いに弾きあい、汚れをつきにくくしてくれるのです。
つまり、雨が降るたびに雨水が汚れをすすいでくれるというわけです。
また、塗装表面も親水性の場合だと、静電気がおきにくくなりホコリなども付きにくくなるのです。
汚れの付きにくさを重視するのであれば、親水性タイプになります。


